2017年11月04日

ノーベル賞 <体内時計> ①

先月発表されたノーベル賞受賞者たち。
ジュン・イシグロさんが文学賞を受賞されるということで、日本国内でも話題になりましたね。
(ハルキストのみなさん、残念!)

今日は、その文学賞ではなく、生理学・医学賞の分野でノーベル賞を授与されることとなった、体内時計について、少しお話したいと思います。

米・ブランダイス大学のホール博士、ロスバシュ博士、ロックフェラー大学のヤング博士の3名は、長年にわたり人間の体内に内臓された、自然とリンクする力を研究していました。
その結果わかったのが、『体内時計』のメカニズムです。

月刊日経サイエンスによると、

人間の身体は,24時間のリズムで変化しています。
朝が来ると血圧と心拍数が上がり始め,昼には血中のヘモグロビン濃度が最も高くなります。
夕方には体温が上がり夜には尿の流出量が多くなります。
真夜中には免疫を担うヘルパーT細胞の数が最大になり,成長ホルモンがさかんに分泌します。

こうした周期のことを,サーカディアンリズム(概日リズム)と呼びます。一般には「体内時計」と言ったりもします。


このように、外から加えられる影響とは独立して、人間は地球の回転と共に体内の現状が変化していることがわかったのです。
体内時計の研究は、朝になっては葉を開き、夜になれば葉を閉じる、植物からヒントを得たそうです。(なるほど!)

そして、受賞者たちが何を成し遂げたかというと、この体内時計のメカニズムを行っている遺伝子と、その遺伝子同士の伝達方法を発見したのです。
3人の研究は、人間の体のパターンを、遺伝子レベルで解き明かす第一歩となったのです。

さて、これがどう水泳と関係あるのか。
次回、お話させていただきたいと思います!  


Posted by 岡崎竜城スイミングクラブ at 08:45 │コメントをする・見る(0)プールの豆知識