2017年11月29日
テロメアと癌
前回、細胞の情報機関であるテロメアが老い密接な関係がある、というエリザベス・ブラックバーン博士の研究について書かせて頂きました。
では、テロメアが短くなってしまった場合はどうなるのでしょう?
私たちは全て細胞で出来ています。
次に繋がれる情報が少なくなる、というのは質が劣った細胞が再製されるということです。
例えば、ハリのあった肌はだんだんと元気がなくなり、臓器は少しずつ機能が低下して行きます。人間は少しずつ「老い」を感じるようになっていきます。
しかしもう一つテロメアの短さが引き金となるものがあったのです。
癌です。
東京都健康長寿医療センター研究所 相田順子副部長はこう仰っています。
さらに、脳細胞のテロメア部縮小は認知症をも引き起こす可能性があるというのです。
ルックス、内臓、脳にまで老いを齎すテロメア。
どうすれば短くなるのを防げるのでしょうか?
エリザベス・ブラックバーン博士
では、テロメアが短くなってしまった場合はどうなるのでしょう?
私たちは全て細胞で出来ています。
次に繋がれる情報が少なくなる、というのは質が劣った細胞が再製されるということです。
例えば、ハリのあった肌はだんだんと元気がなくなり、臓器は少しずつ機能が低下して行きます。人間は少しずつ「老い」を感じるようになっていきます。
しかしもう一つテロメアの短さが引き金となるものがあったのです。
癌です。
東京都健康長寿医療センター研究所 相田順子副部長はこう仰っています。
「テロメアが短くなってくると、染色体がどうしても不安定になってくるので、そうすると遺伝子の変異が起きやすいという状態になります。がんになりやすいというふうに考えられます。食道がんのほかに、口腔のがん、すい臓がんですね、皮膚がんもそうです。」
さらに、脳細胞のテロメア部縮小は認知症をも引き起こす可能性があるというのです。
ルックス、内臓、脳にまで老いを齎すテロメア。
どうすれば短くなるのを防げるのでしょうか?
Posted by 岡崎竜城スイミングクラブ at 11:55
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2017年11月29日
若さの秘訣: テロメア
「人はなぜ老いるのか」
この問いと向き合い続けたソーク研究所のノーベル賞受賞者、エリザベス・ブラックバーン博士。
彼女は今年、最も注目されたと言っても過言ではない著書を発表しました。
『テロメア・エフェクト』です。
テロメアとは、細胞の中にある情報を司る組織です。細長いテープのような形をしており、それが細胞が生まれ変わる度に情報を次に繋ぐのです。
しかし、このテロメアは悪い影響が加わると短くなってしまいます。短くなると、情報量が少なくなるので、以前より劣った細胞が再製されてしまうのです。
これが老いと密な関係を持っていると、ブラックバーン博士の研究が示したのです。
テロメアを短くしてしまうのは主にストレスです。生まれた時には1万5000個持っているテロメアも、35歳までに半減すると言われています。
特に心配性の人は要注意です
ブラックバーン博士によると、
「悪いことを予測してしまうタイプ、つまり、悲観的な人は、ストレスに反応しやすく、健康に悪影響があります。10代の若者や健康な人でも、悲観的であるほど、テロメアが短いことがわかったのです。」
この発見は、日本でも注目を浴び、今年NHKのクローズアップ現代でも放送されました。(2017年5月17日放送)
テロメアが短くなると、どう言った影響があるのでしょうか。
また、テロメアの短縮化を防ぐためにはどうすれば良いのか。
ここでもまた、水泳がキーでした。
Posted by 岡崎竜城スイミングクラブ at 02:24
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