喘息と水泳

岡崎竜城スイミングクラブ

2017年10月12日 10:00



日本の小学生が最も通っているお習い事は水泳です。
実に、4割以上の小学生たちがスイミングスクールに通っています。
水泳人気の理由のひとつとして、水泳は人を選ばない、という点が挙げられます。

その中でも、気管支喘息(喘息)をお持ちのお子さんに水泳をお奨めしたいです。
喘息持ちのお子様にとって、陸上スポーツは呼吸が乱れ易いので、過呼吸を起こす可能性が高いです。
それに加え、運動場などのホコリが発作を起こす原因にもなってしまいます。

まつだ小児科クリニックの松田隆先生によると、
水泳は陸上スポーツに比べて埃の少ない環境で、呼吸が規則正しく、過呼吸になりにくく、横になって行なう運動であり、また、水スポーツのため湿度が高いので、気道からの水分の喪失が少なく、運動誘発喘息になりにくいとされています。さらに、1~2ヶ月以上続けることによって、運動能力の向上や気道過敏性の改善がみられます。

と仰っています。

喘息を持っていることによって、体育の授業に思いっきり参加できなかったり、過去の発作がトラウマになってしまったりと、消極的になってしまうお子さんもいらっしゃいます。プールに通うことが自信を付けることにも繋がります。

是非、水泳教室に通わせてあげて下さい!
一緒に強い身体を作って生きましょう



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