水泳トリビア!

岡崎竜城スイミングクラブ

2017年10月20日 10:00

今日は幾つか、水泳に関するトリビアをご紹介したいと思います。
みなさんはどれだけご存知でしょうか?

【自由形の種目ではクロールで泳がなくても良い!】
その名の通り、自由形は必ずしもクロールで泳がなくてもいいんです!
クロールが平均的に一番早い泳法なので、なかなかそれ以外で泳ぐ選手はいませんが、シドニーオリンピックにて、マイケル・クリム選手がラスト10mを独自の泳法で泳ぎきり、金メダルを獲得しました。

【ドルフィンキックは日本人が作った!】
自由形が必ずしもクロールでなくても良いように、以前、平泳ぎは「うつぶせで、左右の手足の動きが対称的な泳法」であればよかったのです。
そのため、1928年にドイツのエーリッヒ・ラーデマッハー選手が初期のバタフライらしき泳法で平泳ぎを泳いだのを筆頭に、古典的な平泳ぎを泳ぐ選手は少なくなっていきました。
ある時、この奇妙な泳ぎをしているうちに膝を故障してしまった選手が出ました。
そのため、膝に負担をかけずにキックする方法として、1954年に日本の長沢二郎選手が初めてドルフィンキックを考案した、とされています。
1956年のメルボルンオリンピック以降、晴れてバタフライが種目として認められ、平泳ぎは原型に戻りました。

【最も古い泳法は平泳ぎ】
平泳ぎは最も古い泳法で、なんと紀元前1世紀頃から存在していたと言われています。
古代エジプトの文化遺物からも平泳ぎの絵などが発見されています。


【フィンはベンジャミン・フランクリンの発明品!】
練習でよく使うフィンは、アメリカ合衆国建国の父として有名なベンジャミン・フランクリン氏(百ドル札の人)の発明なんです!
1717年、弱冠11歳で、手に付けるスタイルのフィンを発明。
これを理由に、1986年にInternational Swimming Hall of Fameに殿堂入りしました。

【ビキニは核実験場!?】
夏の風物詩、「ビキニ」は、マーシャル諸島に位置するビキニ環礁にインスパイアされて命名されました。
ビキニ環礁は当時、核実験場として使われていた有名な土地で、ゴジラ誕生の地でもあります
名付け親はフランス人ファッションデザイナーのルイ・レアール。
それまで女性の水着といえば、ワンピースで保守的なものが多かった中、彼の「ビキニ」は男性に大受けしたため大ヒットでした。
名前の由来は、"like the bomb, the bikini is small and devastating"(爆弾のように、小さくて破壊的威力を持っている)ところから発想を得たそうです。

【水泳大会が初めて行われたのは日本!?】
紀元前36年ごろ、崇神天皇のもと繁栄していた日本で世界初の水泳大会が行われたそうな。

【国際公認プールは50mじゃない!?】
正確には、 50.02センチです!競技の際に、タッチパネルを(1センチのものを両方の壁に一枚ずつ)入れることを想定しているからだそうです。

【メドレーリレーの順番の理由】
普段、個人メドレーを泳ぐとしたら、バッタ→バック→ブレ→フリーの順ですよね。
でもなぜかリレーとなるとバック→ブレ→バッタ→フリーになりますね。
これは、バックが水中より背面からスタートするので、リレーの最中だと危ないというのと、バトンタッチをスムーズにするために一番最初に行うようになったんです!

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いかがでしたか?
水泳について、少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです!


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