若さの秘訣: テロメア

岡崎竜城スイミングクラブ

2017年11月29日 02:24

「人はなぜ老いるのか」

この問いと向き合い続けたソーク研究所のノーベル賞受賞者、エリザベス・ブラックバーン博士。
彼女は今年、最も注目されたと言っても過言ではない著書を発表しました。

テロメア・エフェクト』です。

テロメアとは、細胞の中にある情報を司る組織です。細長いテープのような形をしており、それが細胞が生まれ変わる度に情報を次に繋ぐのです。
しかし、このテロメアは悪い影響が加わると短くなってしまいます。短くなると、情報量が少なくなるので、以前より劣った細胞が再製されてしまうのです。
これが老いと密な関係を持っていると、ブラックバーン博士の研究が示したのです。

テロメアを短くしてしまうのは主にストレスです。生まれた時には1万5000個持っているテロメアも、35歳までに半減すると言われています。
特に心配性の人は要注意です

ブラックバーン博士によると、

「悪いことを予測してしまうタイプ、つまり、悲観的な人は、ストレスに反応しやすく、健康に悪影響があります。10代の若者や健康な人でも、悲観的であるほど、テロメアが短いことがわかったのです。」


この発見は、日本でも注目を浴び、今年NHKのクローズアップ現代でも放送されました。(2017年5月17日放送)

テロメアが短くなると、どう言った影響があるのでしょうか。
また、テロメアの短縮化を防ぐためにはどうすれば良いのか。

ここでもまた、水泳がキーでした。

関連記事