水泳を通じて老いを防ぐ!

岡崎竜城スイミングクラブ

2017年11月30日 20:01

私たちの細胞の中にあるテロメアを維持することが、老いの速度を遅くすることがわかりましたね。
始めは長く、情報たっぷりのテロメアも、様々な障害の影響で短くなり、細胞の質が下がってしまいます。
その障害の例をあげるなら、ストレス、お酒、たばこなどです。

では、どうしたら良質なテロメアを維持することができるのでしょう?

ブラックバーン博士の研究がなぜ注目されているのかというと、今まで劣化する一方だと思われていたテロメアを維持するだけではなく、改善するための酵素を発見したからです。それは、テロメラーゼです。

そのテロメラーゼを増やす方法がカリフォルニア大学ロスアンゼルス校(UCLA)で取り組まれています。

ここでの研究結果によると、テロメラーゼを増やす方法は、やはり健康的な生活習慣にありました。
身体によい食事をし、しっかりと睡眠をとって、適度な運動をする。
研究対象になったがん患者の方々のテロメア数値はこれらを取り入れる事で飛躍的に増えました。


その中でも最も効果があったのが瞑想でした。
心を落ち着かせ、頭の中を無にし、脳を休めてあげることが、テロメラーゼを増やすコツのようです。

プールの中で泳ぐとき、人は無心になります。
ただひたすらにプールの底のラインを見つめ、体を一定のリズムで動かし、同じ動きを繰り替えす。
以前にも、水泳の呼吸は自律神経を整える効果がある、と書かせていただきました。
水泳には、瞑想と同じ効果が期待できるのです。

このテロメアの研究は、NHKの「クローズアップ現代」でも取り上げられた、今後注目の研究内容です。
動画はこちら

水泳を通じて、若い細胞を維持しましょう!

引用:
NHK クローズアップ現代 「生命の不思議 ‘‘テロメア‘‘ 健康寿命は伸ばせる!」
「細胞から若返る! テロメア・エフェクト 健康長寿のための最強プログラム」 エリザベス・ブラックバーン作
エリザベス・ブラックバーン博士 Nobelprize.org

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