医療負担の増加。
おはようございます。
寿命100年時代に突入した我々ですが、その100年間、ずっと健康でいられる方はとても少ないと思います。
高齢化が進み、医療の公的負担額は増える一方です。それを支える若者の数は少なく、近い将来、共倒れしてしまう可能性が高いです。
2015年、
医療保険制度改革が行われました。
その改革内容の1つに、現役世代(70歳未満)の高額療養費の自己負担限度額が、所得により3区分⇒5区分に細分化されるものがありました。
これは、特に高所得層の負担を増加させるものです。
それから現在に至るまで、医療の個人負担額は常に増え続けています。
そして、2018年8月より、さらなる内容変更が行われます。
70歳以上の方で「現役並み」所得区分は3段階に分けられ、限度額もアップします。しかも通院のみの上限額もなくなります。実はこの限度額は70歳未満のものと全く同じです。
高額療養費だけでなく、2017年からは75歳以上の保険料軽減特例が段階的に廃止され、保険料の負担も増えていきます。高齢期の高額療養費についてもさらに限度額が上がらないと約束されているわけではなく、さらなる負担増の可能性もないとは限りません。
公的な医療保障が縮小する中、自分自身の医療保障をどう考えてどう備えるか、この辺りで真剣に再考する必要があるようです。老後資金不足を「生涯現役」で補う予定の人は、医療費も現役と同じくかかることを頭に置かなくてはいけないようです。
貯蓄か保険か、あるいは両方か。どうやって高齢期の医療に備えるか。終身型の医療保障ニーズが高まるのは当然ですが、保障額なども再点検する必要がありそうです。
ー三井生命ウェブサイトより
では、どうしたら医療費をかけずに過ごすことができるのでしょうか?
明日また、お話させていただきます。
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