呼吸の利点 <自律神経編>
昨日、
水泳の呼吸法が内臓に良い影響を与えると書かせていただきました。
今回は、水泳の呼吸法のもう一つの利点、
自立神経の正常化についてお話したいと思います。
普段無意識に行っている呼吸を、水泳時には意識的に行います。
以前にもお話しさせていただいた、口から吸って鼻から出す、
『ぶくぶくーぱっ』ですね。
呼吸をする際に、息を吸う時は交感神経、吐く時は副交換神経が働きます。
吸って吐くという行為を意識的に行うことによって、自律神経のコントロールが可能になるのではないか、とされています。
自立神経が整えば、
喘息や
アトピーの改善にも働きをかけることができます。
岐阜県立岐阜病院などが合同で行った研究でも、自律神経を整えるに当たって、水泳が好影響を与えているという結果が出ました。
→水泳, 潜水時に出現する心室性期外収縮 (VPC) と自律神経機能との関連
女性に人気の運動法であるヨガも、呼吸に意識をおきますね。
腹式呼吸を心がけるだけでダイエット効力が促進するとも聞きます。
普段無意識に行っている呼吸を少し気にかけてあげることによって、簡単に体調の改善を試みることができるのです。
それを最大限に手助けしてくれるのが、水泳の呼吸法なのです。
是非、竜城で一緒に体を整えましょう!
関連記事