2017年10月10日
水泳は頭が良くなる!?<空間認知編>

先日、東大生の6割以上が水泳経験者である、という理由として「受験に必要なメンタルが水泳によって育まれる」と書かせていただきました。
しかし、科学的にも、水泳が脳に良い影響を与えることが証明されています。
『三つ子の魂百まで』と言いますが、これはとても理にかなっていることわざです。
子供の神経系の発達は3歳でピークに達するとされています。
この時期に入水すると、空間認知知能を劇的に上げることができます。
空間認知知能とは、例えばゴルフのスイングをした時に、どこにボールが飛んでいくかを大体予測することができる、などといった能力のことです。
この能力を補うと、図式を見た時に、3Dの状態を想像するのが得意になります。
身の回りの物理学的認識が強くなるのです。
赤ちゃんの時に積み木で遊ぶと良いとされているのは、この認知能力を高めることに繋がるからです。
スポーツと脳の関係を研究している脳外科医の林成之先生によると、「体の位置を変えるスポーツ」はこの空間認知知能を向上させるために効力的だそうです。
普段は直立して生活している中で、水泳は唯一並行になるスポーツです。
さらに、水中という特殊な空間に体を置くことによって、自分の体がどう浮遊しどう動くのか、という感覚が脳に刺激を与えます。
神経系が最も働いている3歳の頃に水泳を経験させると、空間認知が秀でた脳を作ることができます。
幼児にとっての勉強は、机に向かうことではなく、遊びや運動を通じて脳を活性化する運動の方が効率的です。(海外の幼児教育では"勉強"させない?)
岡崎竜城スイミングでは、6ヶ月からスタートできるベビークラスもございます。
一緒にお子さまの空間認知能力を育てましょう!
Posted by 岡崎竜城スイミングクラブ at 10:00│コメントをする・見る(0)
│プールの豆知識